奇襲攻撃をかける


多分、かなりの方が経験しているのではないでしょうか?

あなたが会社で電話を受けたときに、「●●商事の○○と申しますが、社長様はおいでになりますでしょうか?」というような新規営業電話を受けたことはありませんか?

これは新規営業の常套手段で、いきなり社長を呼び出す理由は、いうまでもなく、『決裁権』のある人間と話したいからです。相手も貴重な電話代をはらって営業してくるわけですから、無駄玉は極力減らしたいというのがホンネなのでしょう。
信長の桶狭間での戦法同様、「少ない兵力で、いかに敵の首をいただくか」これを効率よくこなす戦術は奇襲攻撃以外ありません。

実は・・・この奇襲攻撃。中高年の求職活動でかなり有効な戦術になるという事はご存知でしょうか?




高齢化社会がどんどんすすむ昨今、特にベンチャー企業等は『中高年』を探しているのは事実です。
しかしながら、中高年の求職活動が狭き門であるのは、企業が真に求めたい中高年の労働力とは、そのまんま『たんなる中高年の人』では無くて、『出来る中高年の人』『つかえる中高年の人』『即戦力の中年の人』『前向きな中高年の人』『結果の出せる中高年の人』であるからです。
しかし、こんな中高年は正直、なかなか見つからない。実際、いるのはわかっているが、スカの中高年を採用してしまうリスクを考えれば、20代のこれからの人間を採用した方がいくらかはまし。というふうに落ち着いてしまうからです。

では、どうすればこの狭き門をこじあけることができるのでしょうか?

そこで、奇襲攻撃発動です!

中高年の求職活動における奇襲攻撃とは・・・。

こちらがいかに有能な人材であり、やる気があるのか。を、あなたが入りたいと強く感じる会社の社長本人に直接手紙で、アプローチする事です。大企業では困難でしょうが、中小のこれから成長期を迎える企業ならば、社長自らが、あなたの手紙を読んでくれる可能性は非常に高いです。

もし、仮にあなたが社長で、

『私は、こうこうこういった実績があり、今まで養ってきたスキルで、御社の●●部門で、○○の成果を上げる自信があります。』『御社での営業部門で実績を出す為の企画を考えましたので、是非ご検討をお願いします。』
などという、熱意ある手紙と共に、実際に企画書や提案書、業界のリポート、あるいは店舗を有する会社ならば、店舗のリポートや改善提案書などが一緒に同封されていたら、あなたはどう思いますか?

一度、担当に面接させてみよう。とか、直接会ってみるか。という気にはなりませんか?

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実際、行動力のある人はこういった奇襲攻撃で早期再就職を果たす方が多いです。
中には、社長がその人を迎えるために、わざわざ新しいポストを作らせてしまったという話もあるくらいです。

これは、Aさん(55)の体験談ですが、1年以上の求職活動の毎日で、返送される履歴書にため息をつく日々を過ごされていたところ、ある運輸関連の会社が目にとまりました。創立10年くらいの若い会社でしたが、非常に魅力的な募集内容だったそうです。しかし、年齢枠が45歳までとなっており、一旦はあきらめかけたそうですが、あえて今までと違った方法で応募したそうです。

その方法こそが、この社長への手紙です。

勿論、手紙には自分の職歴やアピールポイントも書いたそうですが、それ以上に社長の考えに共感した理由や「なぜ御社で働きたいのか?」といった相手が喜びそうな「褒め言葉」もキチンと折込まれたそうです。

そして、この長い求職活動を通じて、自身も一回り成長したし、業務遂行能力もアップした。ということ等もしっかりアピールし、ポストに投函されました。

1週間後、なんと、社長本人から直接電話がかかってきて、「1度会わないか?」という話をもらったそうです。

後は、まさにトントン拍子で話が進み、現在は若い営業マンを直接統括する目的で、Aさんの為に新設された営業マネージャーというポストでバリバリ働かれているそうです。



出る杭は打たれるなんていう消極的な言葉はありますが、中高年の転職や再就職で、この言葉はご法度です。

『出ないと面接すら受けれない。』

という、考えに切り替えて、あつかましく、一気に行動してください!

 尚、封筒には「○○○○社長/親展」とするとベターです。

あと、もうひとつ!ライバルを出し抜く方法です。
プレゼンテーションにビジュアルが不可欠な事は誰でも知っていることなのに、人生のプレゼンであるはずの就活のビジュアルは履歴書の証明写真だけというのはあまりにも少なすぎとは思いませんか?

他の応募者に差をつけるためにも、書類に自身の自己アピールチラシを制作して添付しておくのも良い方法です。しかも家庭のプリンターで刷る安易なものでは無く、本格的なチラシを作って提出すれば、相手も「ここまでするかぁ!」と感じると共に相手に強烈にアピールすることが十分可能です。

【追記】

奇襲攻撃は「一発逆転」のチャンスがありますが、逆に「瞬殺」にもなりかねないリスクが伴うことだけはあらかじめご承知ください。

そもそも求人応募の正式な窓口があるにも関わらず、社長に応募書類を直接送りつけることは無礼きわまりない行動であることには間違いないのですから。

しかしながら、

他人と同じ就活をやっていればいつまでたっても埒があかないのも事実です。

ヒントとしては、『競争相手が少ない時期』で戦うことも考えてください。

応募書類をあえて遅らせて送る事も考えてみましょう。

ある会社が募集をかけて、内定をだす時期予想してみましょう。
そして、その少し前のタイミングで応募書類を出すのです。

例えば・・・・。

1〜2次選考を厳しくしていたり、目星をつけていた人が辞退してきたりして3次選考に残った人が計画より随分少なくなってしまった。今更、不採用通知を出した人に敗者復活戦の案内を出すわけにもいかず、かといって、再度コストをかけて求人広告を出すのも・・・・・・

そんな時、貴方からの遅れてきた応募書類が届いててきたらどうでしょうか?

『そんなに都合よくいくかよ!』

確かにそれはその通りかも知れませんが、やってみる価値が全く無いといいきれるでしょうか?

これも一つの奇襲攻撃と思うのです。

【追記2】

これは、わたしの友人の話です。

私の友人は40代後半。
とても出来る男でしたが、変コツな性格な為つまらない「意地」と「プライド」で退職届けをだした愚か者です。このご時世あえてそういわせてください。

バカな奴だ。彼の求職活動は困難を極めることになるだろう、私を含め、友人の関係者の誰もがそう思っていました。

事実、

いくら出来る男とはいえ、彼もご多分に漏れず、ほとんどの企業で封書だけの門前払いをくらってしまいました。

しかし、それは最初の2ヶ月だけで、3ヶ月後には見事!再就職を果したのです。
別に大きなコネがあったわけではなく、ブラック企業にもぐりこんだ訳でもありません。

普通に求職活動しただけです。

ただし・・・。彼が就職活動をしに行った場所が普通ではありませんでした。

「私にはこういった経歴があるのですが、どこか私のスキルや経歴をお求めになっている会社はないでしょうか?是非ご紹介していただけませんか?」とそこの受付で尋ねてみたのです。

そこは就職の斡旋など普段、一切していない所です。

というか、就職活動でそこに訪れる人などほとんどいないでしょう。
多分、変コツな彼だからこそ、「行ってみよう」という発想になったと思います。


「ご期待には応えられないかも知れませんが、みなさんが集まる時にでも話しておきましょう」

ということで、彼の書類一式を預かってもらえたそうです。

そこは企業の改善・発展を目的として、組織される団体なので普段から経営者や管理者の集まりが多くある場所です。

そして、ある日の集まりの場所で、

「先日、うちの受付に自分のスキルが活かせる求職先はないですか?ということで履歴書を置いていった方がおられたのですが、こちらの机に彼の書類を置いておきますので、興味がおありの経営者の方がおられましたら、休憩時間にでもご覧になってください。」

と、紹介されたそうです。


「へぇ〜こんな所に求職しにくる人もいるんだ。おもしろい奴だな。」と、そこの集まった多くの経営者が彼に興味をもったそうです。

そして、なんと二人の経営者が彼に「会ってみたい」ということになり、結果、見事再就職先をゲットしてしまったのです。

その場所が、「どこか?」というのはここでは伏せさせて下さい。
誰もが一度は耳にしたことのある団体ですので、鋭い方なら多分お分かりになったのではないでしょうか?

会社の経営者が集まる場所に求職活動に行く。

これって、ある意味超合理的な「奇襲」ですよね(笑)

あなたも、「切り口」を少しだけ変えて就職活動してみませんか?

つづきを読む⇒ 読まれない応募書類

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